October 1, 2011

ニュートリノが光速を越えた! 相対性理論がついに覆る!?

先日、ニュートリノが光速を超えたという衝撃的なニュースがありました。

スイスの研究所から730km離れたイタリアの研究所へニュートリノを放ち、その速度を計測したところ、光速より60ナノ秒(1億分の6秒)速かったという研究結果が発表されたそうです。

もしこれが本当であれば、現代科学の根底にあるアインシュタインの特殊相対性理論を覆しかねない世紀の大発見です。

特殊相対性理論は簡単に言うと、「質量のある物質は光速を超えることは出来ない」、「速度が光速に近づくにつれ時間の流れが遅くなっていき、光速になると時間が止まる」という理論です。

つまり、日常生活では時間というものは過去から未来に向かって一定の速さで経過していくものと思ってしまいがちですが、絶対不変なのは時間の流れではなく光の速さである、ということです。

もし今回の発表が正しければ、ニュートリノの質量が(ゼロか)マイナスでない限り、相対性理論に何らかの修正が加わる日が来るのかもしれません。
アインシュタインを尊敬する僕としては少々残念ではありますが。

from Public Domain Pictures

世界中から参加した研究者が15,000回も実験を重ねた結果だと聞き、それなら間違いないのかなと思う一方、同じ人間が同じ思考回路で何度同じ実験をしたところで、自分の間違いには気付かないかもしれない、とも思います。

また、アインシュタインが述べている通り、時間は絶対不変ではないので、遠く離れた2地点間で完璧に時刻を一致させるのは不可能に近いと思われ、どうやって時刻の正確性を高めたか等も気になるところです。


それまで常識だと思っていた事がある日突然覆る。
「天動説から地動説へ」、「ニュートンからアインシュタインへ」。
各時代の人々と同じ体験を、僕らもするのかもしれません。




相対性理論の簡単な説明については過去記事をどうぞ。


No comments:

Post a Comment