May 14, 2011

キング・カズの「やめないよ」を読んでみた!カズはやはりカズでした!

「キング・カズ」こと三浦知良が書いた「やめないよ」を読んでみました。


ストレートで、それでいてどこか気を引く 「やめないよ」 の文字を本屋で見かけて気になっていた矢先に、東日本大震災 復興支援チャリティーマッチで劇的なゴール。
そこへさらに、先日読んだサッカー日本代表 長谷部誠の「心を整える。」が予想以上に面白かった事なども後押しし、ついに購入してしまいました。

2006年1月から2010年12月まで、「サッカー人として」というタイトルで日経新聞に隔週で連載したコラムを1冊にまとめた本です。

見開き1ページがコラム1回分になっているため、軽快に読み進める事が出来る一方、もう少し細かく語って欲しいなと感じる部分もありました。

ただ、愚痴や他人の悪口は一切書かず、常に前向きに進んでいく姿勢はさすがです。98年のワールドカップに出られなかった時の悔しさは察して余りありますが、それすらも自らの努力不足と受け止め、愚痴や他人批判らしきものは書かれていません。
もちろんそれは「自分の意見を言わない」という事ではなく、時には厳しい意見もはっきり述べています。カズ自身、「サッカーでメシを食べているという意味では選手も監督も五分の関係。だから意見がある時は監督に対してでもはっきり言う」と述べています。これを可能にしているのは、後腐れなく言い合いが出来る性格である事だと思います。
 
そんな人格者だからこそ、何気ない一言が重く、心に響く感じがしました。こうしろ、ああしろと押しつけがましく書いてある自己啓発本よりも、よほど訴えかけてくるものがありました。

Jリーグが開幕して今年で19年。Jリーグ初年度のMVPが今も現役を続けていると思うとすごいの一言です。カズはやはりカズでした。


チャリティーマッチのゴールシーンの動画です。
この本を読んでから見ると、涙が3倍出ますよ(笑)






2 comments:

  1. 昔は、Jリーグや選手の人気で一儲けしようという代理店まわりの人達や、特に川崎をホームにしていたかつての名門チーム選手達のファッションや遊びのセンスが大嫌いで、カズにもあまり良い印象を持っていなかったんです。
    敬意を払うようになったのは彼が全盛期を過ぎてからです。ピッチに立っている姿だけで、生き方が伝わってきますね。

    長谷部選手の本について。立ち読みという姑息な手段で気になる箇所を読みました(笑)。レフェリーにそんなことを言えたんですね。彼は確実に良き指導者になるのでしょうが、将来はやはりもう一段階大きな枠組みの中でサッカーの仕事をして欲しい人材だな、と思いました。

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  2. たしかに、当時はJリーガーというだけでいかにも派手なイメージがあったし、実際に浮かれていた選手や取り巻きも多かったでしょうね。そんな時代からずっとサッカーに対する姿勢を崩さず、20年以上現役を続けるというのはきっと大変なんだろうなと思います。本人はそんな苦労話は一切していませんが。

    立ち読み=姑息!? そんなことないと思いますよ(笑)
    レフリーや選手同士でああいう会話がなされてるんだなと思うとTV観戦時にまた違った楽しみ方が出来ますよね!

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