October 21, 2009

高速無料化、国民の50.3%が反対

民主党がマニフェストを発表した時からこのブログで何度も言って来ていますが、僕は高速道路料金の無料化には断固反対です。

JR各社をはじめ、日本バス協会、運送事業者、日本旅客船(フェリー)協会も「公共交通体系を損なう恐れがある。拙速な無料化には全国の事業者が反対している」として反対しています。
民主党はCO2の25%削減を明言していますが、国土交通省の試算では高速を全て無料化するとCO2は削減されるどころか33%増です。「国民のため」と称して進めているようですが、時事通信社が10月17日にまとめた世論調査では、その国民の50.3%が反対しているという結果も出ています。

新しい体系を生み出す時には意見は必ず分かれるものです。利益関係のある人達は特にそうでしょう。この人達を既得権益にしがみつく人達と判断するか、国の将来を考えている人達と判断するかは意見の分かれるところでしょうし、実際に半々かもしれませんので何とも言えませんが、国民の半数が反対しているという事実は真摯に受け止めるべきだと思います。

賛成派の中には「(時間はたっぷりあるから)無料になったらどんなに混んでても高速を使います」と言っている意味不明な人すらいるようですが、そんなに暇で時間があるのなら、一般道を時間をかけて進めばよいのであって、何も高速の無料化を待つ必要はないのです。

渋滞解消策を打ち出してから高速を無料にするのなら100歩譲って話はわかります。しかし、東京外郭環状道路(外環道)の予算を9割凍結したこと等をみると、それすらもしていない様子。

マスコミ受けの良い金額の大きいところから手をつけたい気持ちはわかりますが、他にも無駄に使われている税金の例は山ほどあります。
細かいところでは、「1回で済ませば商品代+業者手数料1回分で済むものを、わざと分割して業者手数料が複数回業者に渡るようにする」、「予算が取れてしまっているので本当はもう必要ないけど海外視察と称して海外旅行に行く」なんていうのは当たり前になりすぎて逆に誰の目にも止まらなくなっているほど盛んに繰り返されています。
また、無駄遣いのイメージが強くなりすぎて、本当に必要な事業にもお金をかけられなくなって「本当に国を良くしようとしている」一部の役人さんが憂き目に遭っているのも事実です。

国民の大半が望んでる「変化」はこういう根本的なところを変えるという意味であって、表面だけを塗り替えて、旧態依然の体質には蓋をするという意味ではない事を分かって欲しいです。

…と、先日首都高の渋滞にはまりながらグダグダと考えてみました。

2 comments:

  1. I do agree 100% with this post!!
    Don't know what they really want to do...

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  2. Thanks for dropping in Nozomi-san!

    They didn't really understand the stress of driving in heavy traffic :(

    They should understand that this cause inconvenience to everyone and no one wins in the end!

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