June 22, 2009

ビリヤードと湿度の関係

久しぶりにビリヤードの話題です。

ビリヤードは競技スペースが狭い分、些細な事が大きく影響してくるスポーツです。台に張ってある緑の布をラシャと言いますが、ラシャの新しさや種類によっても毛足の長さが変わり、球の転がり方が変わってきますし、周りのクッションの固さによっても走り方が変わってくるので、同じように見えても1台1台コンディションはバラバラです。

また規定では台の高さは75cm~80cmの間であれば良いので、店によって台の高さが違いプレーに影響が出ることもあります。

しかし、何と言っても影響が大きいのは湿気です!
ただでさえ、色んな不確定要素があるのに、それを湿気がさらに複雑なものにしてくれます(笑)

さらさらな手を擦り合わせるよりも汗ばんだ手を擦り合わせた方が摩擦が大きくなるように、湿度が大きくなると球とラシャの摩擦が増え、走りが悪くなります。
またヒネリ(回転をかける)を入れたときの出方も変わってきます。
さらには球同士の摩擦が増える事でスロウと呼ばれる現象が頻繁に起こるようになり、本来物理的に正解であるはずの厚みに当てたはずが前方に球が進んでしまい、正確な厚みに当てたのにポケット出来ない、なんて不可解な事も起こります。

台上に影響が出るだけでなく、もちろん通常は木でできているキューもベトベトになってきて滑りが悪くなります。晴れの日に比べるとプレーヤーの精神面でのヘコミもあるので、これらすべての事を頭に入れながらプレーするのはなかなか大変です。

プロの中にはTV撮影用の照明によりラシャに含まれていた水分が蒸発してしまうのを感じとる方もいます。 それほど湿気が与える影響は大きいのです。

梅雨真っ只中ですが、今頑張って球撞きを練習中の方は、ぜひ敢えて湿気の多いコンディションで発生する現象を体験してください。あとあと必ずプラスになりますよ!

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